はじめに
状況によって動画を見せたいけど「本心では動画視聴は制限したい」と思っている子ども向けのショートカット(定型プログラム)を一つご紹介しておきます。
※自分用メモでもある
利用用途(こんな状況を想定)
- 例えば、はみがきの間だけ1本だけYouTubeをみせたい。
- 1本だけ見終わったらYouTubeをみれなくしたい。
- だけど、他のアプリや、ユーチューブ内の広告や動画をポチポチされたら困る。
- 画面にさわっても何も動かないように再生中は画面ロックをかけておきたい。
- 見終わったらロック画面に戻したい。→こどもにも「終わった」という状況がわかりやすいのでおすすめ。
- もしも音量が大きすぎたり、ミュートだったら面倒なことになるので音量設定も追加しておきたい。
必要なもの
- iOS16.4 にアップデートされてるiPhone
- 「ショートカット」というアプリがダウンロードされていること
- 「Youtube」アプリがダウンロードされていること
- 「アクセシビリティ-アクセスガイド」機能を設定すること
- 見せたい動画のYoutubeのURLを準備しておく(動画を探しておく)
指定時間後に画面ロック するショートカットの作り方
前準備(アクセシビリティ)
ホーム画面>「設定」アプリ>「アクセシビリティ」>「アクセスガイド」を開く。
- アクセスガイド:ON(緑)
- パスコード設定:しておく
- 時間制限:なし、OFF
- ショートカット:ON(緑)
- 画面の自動ロック:デフォルト(または「しない」)
- 試しに、YouTubeを開いて「ホームボタン(電源)」を3回押して起動し「ロック範囲」の設定を確認してください。3回押してパスコードを入れるとロック解除できます。
指定時間後に画面ロック するショートカットの設定方法
1.ショートカットを開く
ピンクと青色のひし形っぽいアプリを開く。
2.メディアの音量設定
25%くらいで十分かと。
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>「音量を設定」>「メディア」の音量を「25%」に設定
3.YouTube開く
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>矢印マークの「URLを開く」>「URL」をコピペ
4.アクセスガイド開始
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>「アクセスガイドを開始」を選択
5.待機:0000秒待機
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>「待機」>「動画の視聴時間」を+マークで追加
数字で入力したいのに+かーマークしか表示されないへっぽこ仕様なのであまり長い動画はできれば指定したくないですね。
6.再生/一時停止:iPhoneで一時停止
一時停止がいるかどうかは微妙ですが、作用があいまいなので念のため「止める」という命令を組み込んでおきます。ロック画面になったのに動画の音量が流され続けると微妙ですから。
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>「再生」>「一時停止」を選択
7.画面をロック
検索欄(アプリおよびアクションを検索)>「画面」>「画面をロック」を選択
これで動作一連のプログラム化はおしまいです。あとは、ショートカット名をわかりやすいものに変更し、アイコンも動画に合わせて変えておくと良さそうです。(子供がパッと見てわかるように)
複数本数の指定動画を組み込む場合
1本だけじゃなく2本や複数の指定した動画をショートカットプログラムの中に組み込みたい場合は、
- 待機(秒数指定)
- 次のURL
をワンセットにして追加する。
ロック画面がかたまっちゃったときの対処法
ロック画面で固まってしまってひらけなくなることがたまにあります。顔認証もできなくなり、パスコードも入れれなくなってiPhoneが動かなくなっちゃったときは再起動が必要になります。
音量ボタンとホームボタン(電源)を時計と反対まわりの順にピッ(+)ピッ(-)ピ(ホーム)ーーーーーーーーーーーーーーーと押していきます。
画面が暗くなってリンゴマークが出れば再起動され、ロックが外れますのでご安心ください。